俺とゲーム脳テトリス
テトリス。良いですよね。名作のパズルゲームですよね。良いゲームは何が良いってプレイするごとに新しい発見があり、脳内で最適な新しい思考ルーチンをバキバキ組み立てていく必要があるところがなんとも。
- はまるブロックが分かる
- ネクストブロックを見ながら、今ある段差にはめるブロックの優先順が分かる
- 下段を消すために置いたらダメな置き方が分かる
- 待ちを広げるためのブロックの置き方が分かる
- 次消えるからはめて良いブロックが分かる
- 山の形に組み始める
- 消えた後の形とネクストブロックの使い方が分かる
弊社の場合は大体こんな感じに思考ルーチンが成長していったかと。ブロックをセガ色で言うと、
第一段階は、
□□ □□□ □□□ □□□
なら、赤と水色と紫と青がはめるのが分かる段階。キッチリはまるモノだけ置けると考える段階。
第二段階は、先の例なら赤+ネクスト水色の場合、水色を入れるために赤は別の場所に置く段階。はめるのに最適なものを選ぶ段階。
第三段階は、例えば
□□ □□□ □□□ □□
とかある場合に、青を立てて置いたら上段が消えても下段をふさぐからダメだ。とか考える段階。
□□ □ □ □□ □□□ □□□ □□
この位置に落とすと下から2段目消えてもすぐにアクセス出来ないよねってこと。
第四段階は、例えば
□□ □□ □□□ □□□
とかある場合に、第一段階思考だと「水色が来たから出っ張りを下にして全部消そう」とか思うけど、この段階だと右か左に向けて落とす段階。その方が、
□ □□ □□□□
とかなって、紫や緑も置きやすくなるし。平地は紫と緑は置きにくいから。
第五段階は、例えば
□□ □□ □□ □□ □□□ □□
とある場合に、黄色はもちろんだけど、橙の2ブロック側を下にして落とせる思考ルーチン。今までだと、「下に空間が出来そうだからダメだー」とか思うレベル。ライン揃って消えるから平気だと気づく段階。
第六段階は、落ちる速度が速くなったってところじゃなくて、気づくと下に設置してるレベルに到達した段階で、中央盛り上げる形に組まないと全然移動出来ないじゃん。ってところ。
第七段階は、弊社は未到達領域。第五と第二の混じった最適解と思うんだが、「今落としたブロックが作り上げる形」では無くて「今落としたブロックによってライン消えた事によって何段か落ちた形」が頭に閃くレベル。
と行った感じで良いゲームだと、次々と思考ルーチンの組み替えが必要になって楽しいですよね。