linux移行

Webとメールするだけなのに、DualCoreでゲーム向けグラボ積んでテラバイト超えるHDDのマシンを起動させるのは電気代がどうよ?と思ったんで、ヨメが使用していたPen3-600MのノートPCに移行。WinMEだったんで、Linuxに入れ替え。

で、TurboLinux FUJIを使用しちゃったんだけど、無線LANが使えるようになるまでいろいろ面倒だった。


その1。

遅い。インストールで2日、アップデートで3日くらいかかった。


その2。

持ってた無線LANカードは、NECのWL-54AGとかいうやつ。調査すると、madwifiとか言うのを入れればOKっぽい。で、makeしたところエラー。

net80211/ieee80211_power.c:240: error: too few arguments to function `__skb_append'

とか表示される。

ネットで検索&コード眺めたところ、ieee80211_linux.hに、#defineが切ってある。どうも、TurboLinuxで使用している関数と他の関数では、kernel versionに不一致がある模様。さくっとその#define消したら終了。


その3。

そのままだと11bでしか接続できないんで、11gにするため調査。で、wpa_supplicantと言うやつで対応できる模様。これは単にmadwifiのコード置いてあるところのパス書けば、特に問題なくコンパイル終了。


その4。

なぜかインストール後、Xwindowが起動できなくなるトラブル発生。カーネルの起動は問題なさそうなので、無理矢理に適当な旧バージョンのXwindowを--forceオプション付きで適当上書きインストール。


その5。

modprobe ath0_pciとか唱えて、iwconfigで表示したところエラー。どうもバージョンが古すぎるらしい。で、iwconfigはwireless_toolsに入ってるんで、さっさと落としてmakeしてインストール。古い方(/sbin/iwconfig)は削除。


その6。

で、設定方法。ソースに付いてきたDocumentではイマイチ分からなかったんで、http://madwifi.org/から、そのものNewbie HowToみながら設定。DHCPの場合、だいたいこんな感じ。

wlanconfig ath0 destroy
wlanconfig ath0 create wlandev wifi0 wlanmode sta
/sbin/ifconfig ath0 up
/sbin/ifconfig wifi0 up
/sbin/dhcpcd ath0 up

これだと11gの設定がすっぽ抜けてるので、wpa_supplicant.confを用意。なんだけど、やっぱりソース添付Documentだとイマイチ把握できなかったんで、http://hostap.epitest.fi/wpa_supplicant/で調査。configurationをみると、WPA-PSK/TKIPとあったんでそれをコピーし、SSIDとか暗号鍵を書き換えて、/etc/に配置。で、さっきのdpcpcd前に、下のを追加。

wpa_supplicant -iath0 -c/etc/wpa_supplicant.conf -Bw 

で、やると弊社宅は接続できず。なぜ?と考えるとステルスSSIDだと、サンプルだとサーチしないんで、wpa_supplicant.confに、"scan_ssid=1"を追加。

で、やっと問題なく接続できた・・・・・・というところに行き着くのに、何日かかったのやら・・・