無限航路

地味にプレイ中で、プレイ時間はだいたい累積20時間か。

パズルのように、戦艦内のスペースを2〜5マスのパーツで埋めてパラメータのデザインし、武装をレーザー・ミサイル・対空防衛から選択し、地味な戦闘画面と、行先が決まっている星々をつなぐ航路を延々とフラグ立てでの往復、星に降りたら20年前を彷彿とさせるADVな選択でストーリー分岐、と、その地味っぷりが素敵な逸品。
ゲーマガのレビューで「’80年代のパソコンゲームっぽい味わい」とあったが、本当にそのとおり。当時のスペースADVの雰囲気が近いかと。

面白くなってくるゲームの展開が大変なまでのスロースタート。戦闘での艦載機の発進とか対空防衛とかが選択できる戦闘シーンでの全コマンドが解除されるのがプレイ開始から12時間あたり。本格的なシナリオ展開スタートが15時間あたりから。
それまでは延々と最初に防御→敵が攻撃してきたら総攻撃を繰り返すだけで勝てる戦闘と、ご近所の海賊退治がお願いされるだけのシナリオ展開。超絶地味です。

艦隊をデザインする、戦艦内のパズル的配置と艦隊構成と人員配置する部分が肝で、他はシナリオ以外ちっとも気をかけられていないというか、本当に古いタイプのゲームというか。俺の屍を越えてゆけ蒼天の白き神の座的なゲームが好きならOKかと。地味な外見の超中身、コアな部分の面白さというか。

でも、このゲーム、何か後付けでオープニングアニメとか付けられなかった?販促的な。なんか騙されて普通の人が買ってなければ良いけど。