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サンドマン・スリムと天使の街 (ハヤカワ文庫FT)

本当に帯のとおりＢ級映画的。友人の罠によって地獄に突き落とされ恋人を殺された主人公が、地獄から抜け出して復讐って代物。主人公は魔法使い・・・らしいのですが、魔法よりアイテムのギミックと銃とか剣とかでドカンバカンするのがメイン。鬼哭街のような代物では無い。挟まるネタがブラックだったりファッションの部分だったりと、ユーモアの部分、映像化されたところを想像しながら読み進めたが、これは楽しい。でもネタがかなり風化しそうな部分が多いので、興味ある人は早めに読むと良い。究極超人あーるでも時事ネタは風化すると言ってたし。続編も出るらしいので、待つ。